音質について
前方への奥行きがあり、スピーカーライクに聞くことができました。
ベース帯域が少し持ち上がっているようでベースラインの動きが見やすいです。
解像度に関しては補正前のモニタースピーカーのような感覚で、フラットというよりは多少ベース帯域のローミッドが膨らんでいて、ハイエンドが少し落ちている方向で聴き疲れはしづらいです。
Realphones2の補正EQを適用すると細かいところまで見れるヘッドホンになりました。

SonarWorksの補正EQは個人的にはざらつきが強めだったのでRealphonesの補正がおすすめです。

Realphonesでもざらつきがきつく感じる場合や一般的なリスナー環境での聞こえ方確認をしたい場合などでは、Auto eqなどの補正サイトでHarman Curveをターゲットに補正EQをかけてあげるのがいいと思います。
ハード面
イヤーパッドが耳全体を覆う形になっていて、尚且つ中にスポンジが入っているようです。
そのため、ノイキャンしているかのような遮音性があり、音楽に没入する感覚が他の密閉型に比べて、段違いです。
まるで小さい箱庭的なスタジオで音楽を聴いている感覚になれます。
振動板が前面に傾斜して配置されていることもあり、前方定位感があるのもスタジオ感を出している気がします。
純正ケーブルは細いのが断線が不安ですが、長さが十分あるのでギターやベースなどのレコーディングでの取り回しはよかったです。
片出しのケーブルなのでバランス接続は難しそうです。
重さはありますが、体感はそこまで重くはないです。
唯一のデメリットとして、イヤーパッド合皮の経年劣化で、買い替えが必要になりますが、両耳で2万円程度かかってしまいます。ハイエンドで供給が絞られるとはいえ、消耗品がこの値段なのは少しお財布的にきついですね。
私の場合は4年程度で合成レザーが剥がれてきたため、買い替えました。
最後に裏技的なもの
補正したくない派の人で「高域が物足りない」、「解像度感が足りない」という人はイヤーパッドを外すと中にドライバーの上に円形スポンジが載っているのでそれを外すといい感じに聞こるかもしれません。
HD800の音質調整とかでもスポンジを入れている人がいましたが、おそらくメーカー側もそういう意図で入れているものな気がします。
試聴環境
Mac→Apogee Symphony Desktop→SSL SiX→Oz design Ultimate Headphone Amplifier
